解体すると、固定資産税が上がることについて動画で説明してみました。
目次
解体すると、固定資産税は上がるのか?
更地に(解体)すると、固定資産税が上がります。
更地の状態が一番、税金が高くなり、家が建っているほうが安くなります。
ここでは、その理由を説明します。
家が建っていると、税金が安くなります。
戸建などの住宅が建っていると、住宅用地の減税免除がかかります。
逆に申し上げますと、更地のほうが固定資産税が高くなり、住宅が建った土地のほうが固定資産税が安くなるんですね。
固定資産税が、税金です。
店舗とかオフィスビルとかは、税金が安くなる、住宅用地の減税免除が受けられません。人が住んでいるからこそ、税金が安くなります。
固定資産税の課金日は、1月1日
たとえば、1月1日に家が建っていれば、1月10日に家を解体しても減税免除の対象になります。
1月1日に家が建っているか、建っていないかで、税金の減税免除が受けられるかが変わります。
2月や3月、家が建っていなくても、1月1日に家が建っていれば、減税免除の対象です。
住宅用地の計算方法
仮に60坪の土地があったとします。
価格が1200万だとすると、6分の1の税率がかかり、200万。
家が建っていることにより、2万8000円の税金となります。
上は家が建っている場合です。更地の場合は、下の計算となります。
1200万の70%である、840万円。
840万円の1.4%で、約11万7600円。
差額は、約8万円以上となるので、家を建てておいたほうが税金が安くなるというわけです。
更地を有効活用するには?
家を建てていたほうが、固定資産税は安くなります。空き家は、近隣トラブルの原因となっていきます。
そこで、家を解体して更地にしておくと、税金が高くなります。
税金を安くし、利益を出すために土地の有効活用をしているのです。
たとえば、駐車場やアパート、マンション、貸しビルなどですね。