
解体工事の見積もりを取るとき、一番気になるのは「いくらかかるのか?」ですよね。 正確な金額はすぐに出せなくても、概算での見積もりを求める人がほとんどです。 そこで使うなのが、「床面積」。
例えば、
30坪 × 坪単価33,000円 = 990,000円
消費税8%(79,200円)を加えて、合計1,069,200円
こんな感じで概算は出せます。
しかし、ここで問題になるのが、「本当に床面積は30坪なのか?」ということ。
登記簿に書かれている面積をそのまま信じると、大きな誤差が生じる可能性があります。
特に、増改築を繰り返した建物や、隣の物件を買い足した建物では、登記簿と実際の面積が異なることが多いのです。
実際に測ってみたら45坪だった…
「30坪だと思ってたのに⁉」
→ これでは解体費用が1.5倍になってしまいます。
正確な床面積を知ることが大事!

解体費用は実際の床面積で計算されるため、見積もりの段階で正確に測っておくことが重要です。
巻き尺やレーザー測定器を使って、できるだけ正確に床面積を測定することが、後のトラブルを防ぐポイントになります。

この様に、床面積も見積もりを入れる上では、重要な数字といえるでしょう!
実建物をスケール、巻き尺等で測りますが、入り組んだ所や狭いところは測りにくいモノです。
サポートプランでは、レーザー式の距離測定器も用い、正確に床面積を測量します。
坪単価は、安い高いは業者により異なることはありますが、床面積が大きく変わることはあり得ませんよね。


床面積の測定をYouTubeで実践!!
見積もりだけで信用するのは危険
見積もりを取ったときに値段だけを信用するのは危険であります。
見積もりに長けた担当者は、そのようなトリックも中に仕込んでいることも否めません。
坪数に単価を掛けるだけではなく、足場の掛けm2、空洞ブロック、カーポート、植木、土間コンクリート、門扉等の付帯工も見積もりの中に計上されていないと、見積もりの条件記載事項がバラバラでは比べようがありません。
見積もりの落とし穴に注意!
解体工事の見積もりでは、床面積の他にも次のような付帯工事の費用が影響します。
- 足場の設置費用(㎡単位で計算)
- 空洞ブロック、カーポート、植木、門扉、土間コンクリートの撤去費
- 浄化槽や便槽の撤去費(高額になりやすい)
見積もりを比較するときは、これらの条件がきちんと記載されているか確認しましょう。
「坪単価が安い!」と飛びついても、後で追加工事費が発生してしまうと、結果的に高くつくこともあります。
見積もりは業者選びの判断材料
見積もりを取るとき、価格だけでなく業者の対応もチェックしましょう。
- 質問にしっかり答えてくれるか?
- 説明が分かりやすいか?
- 不明点を丁寧に教えてくれるか?
親切な業者ほど、施工中のトラブルが少なく、安心して任せられます。
賢く交渉するコツ

解体業者の中には、男気があり、気風のいい職人タイプの親方も多いです。
予算が限られている場合は、「この予算で解体できる?」と交渉してみるのもアリ。
ただし、交渉はお客さんの腕次第!
上手に話を持ちかければ、職人の人情に応じてもらえることもあります。
まとめ
- 床面積を正確に測ることが大切(登記簿を鵜呑みにしない!)
- 付帯工事費もしっかりチェック(見積もり条件を比較)
- 業者の対応を見極める(説明が親切な業者を選ぶ)
- 予算が決まっているなら交渉もアリ(ただし自己責任!)
見積もりは「楽しんで比べる」くらいの気持ちで、しっかり確認しましょう!
後悔のない解体工事のために、ぜひ参考にしてみてください。
解体工事の見積もりを取る際に最も重要なのは、複数の解体業者に見積もりを依頼することです。1社だけでは適正な価格か判断できず、後から「もっと安くできたかも…」と後悔することも。
複数社の見積もりを比較することで、適正な価格や条件を見極め、安心して工事を進めることができます。
見積もりのご依頼は、お気軽にサポートプランまでご相談ください!最適な解体業者選びをお手伝いします。